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メタボリックシンドローム@健康情報どっとこむ

今、注目されているメタボリックシンドロームを中心に、病気の予防・改善 のために出来ることをナースの私が皆さんと一緒に考えていきたいと思ってます。

トップページ> >◇ ◆ 癌めーる 477号 (200 8年10月29日) ニュース版 ◆ ◇

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  ◇ ◆ 癌めーる 477号 (2008年10月29日)ニュース版 ◆ ◇
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【CONTENTS】

01:今週のインターネット
 :今週の一押し記事
02:厚生労働省 新着情報
03:今週の番組予定
04:今週の雑誌
05:口コミ情報局
06:翻訳連載
07:National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!
 <疼痛管理編>
08:WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集
09:今週のおすすめサイト&メールマガジン
10:イベント
11:書籍(新刊本案内)
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01:◆今週のインターネット◆

医療ルネサンス 皮膚がん[Q&A]早期なら切除で治る
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20081021-OYT8T00215.htm
(読売新聞 2008年10月21日)

「がん以外」でも処方増 医療用麻薬で痛み緩和 低い認知度…国
が普及に本腰へ
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081022/bdy0810220821001-n1.htm
(産経新聞 2008年10月22日)

続・がん50話:第30話 小線源治療
http://mainichi.jp/life/health/yamai/cancer/news/20081023ddn035070043000c.html
(毎日新聞 2008年10月23日)

弘前大企画 がんの話(43)がんワクチン
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000290810240001
(朝日新聞 2008年10月24日)

続・がん50話:看護・薬剤編 第31話 手術後の排尿障害支援
http://mainichi.jp/life/health/yamai/cancer/news/20081024ddn035070051000c.html
(毎日新聞 2008年10月24日)

荻原次晴さん、乳がん検診率アップへ一肌脱ぐ
http://www.asahi.com/health/news/TKY200810250229.html
(朝日新聞 2008年10月25日)

肝ガン細胞を蛍光させて切除 大阪成人病センターなど
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081027/trd0810271957013-n1.htm
(産経新聞 2008年10月27日)

昆布抗がん作用、小腸免疫組織が関係 タカラバイオ解明
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008102700155&genre=B1&area=K00
(京都新聞 2008年10月27日)

「肺がん死亡率3倍」 ニチアス羽島工場周辺
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/081027_3.htm
(読売新聞 2008年10月27日)

Dr.中川のがんを知る:実践編52 膵臓の場合
http://mainichi.jp/life/health/nakagawa/
(毎日新聞 2008年10月28日)

前立腺がん:患者がXMRVウイルス感染 日本人で初検出
http://mainichi.jp/select/science/news/20081028k0000m040120000c.html
(毎日新聞 2008年10月28日)

英研究チーム、がん予防効果の紫色トマト開発
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34559120081027
(ロイター通信 2008年10月28日)
============================================================

◆編集部 今週の一押し記事◆

【今週のインターネット】より

肝ガン細胞を蛍光させて切除 大阪成人病センターなど
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081027/trd0810271957013-n1.htm
(産経新聞 2008年10月27日)

 がん細胞を光らせて残らず切除−。大阪府立成人病センター(大
阪市東成区)は27日、肝機能を調べるための試薬を利用し、従来
発見できなかった小さながん細胞を肝がんの手術中に特殊なカメラ
で光らせて発見する、新しい検出法を開発したと発表した。
 手術をしても十分に切除しきれず、7割が5年以内に再発すると
いう肝細胞がんの根治に向けた一歩といえそうだ。研究成果は28
日から名古屋市で開かれる日本がん学会で報告する。
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02:◆厚生労働省 新着情報◆

略語は次の項目を示します。
「緊」緊急情報、「組」組織・制度概要、「所」所管の法人、「法
」所管の法令、告示・通達等、「国」国会提出法案、「審」審議会、
研究会等、「統」統計調査結果、「白」白書、年次報告書等、「パ
」パブリックコメント、「適」法令適用事前確認手続、「申」申請
・届出等の手続案内、「調」調達情報、「予」予算及び決算の概要、
「評」評価結果等、「記」大臣等記者会見、「報」報道発表資料、
「情」情報公開、「お」お知らせなど、「行」行政分野ごとの情報、
「Q」よくあるご質問
------------------------------------------------------------
2008年10月20日(月)

[審] 悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫と放射線被ばくとの
因果関係について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1010-3.html

[審] 第5回電離放射線障害の業務上外に関する検討会議事概要
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1003-13.html

[審] 第5回電離放射線障害の業務上外に関する検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1003-12.html

[行] 中国産乾燥鶏卵からのメラミンの検出について(参考資料)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/china-milk/index.html

[行] 医薬品等の個人輸入について
http://www.mhlw.go.jp/topics/0104/tp0401-1.html

2008年10月21日(火)

[行、ト] 抗リウマチ剤メトトレキサート製剤の誤投与(過剰投
与)防止のための取扱いについて(注意喚起)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/index.html

[審] 第7回ヒトに対する有害性が明らかでない化学物質に対する
労働者ばく露の予防的対策に関する検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/08/txt/s0828-3.txt

2008年10月22日(水)

[行、審] 第15回診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在
り方に関する検討会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1031-5.html

[行] 特定保健用食品許可(承認)品目一覧(〜H20.9.17)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido.html

[記] 平成20年10月21日付大臣会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2008/10/k1021.html

[審] 第9回医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討
会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1029-4.html

[審] 第11回今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会
資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1017-5.html

[審] 第9回今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会議
事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/09/txt/s0903-2.txt

[審] 厚生科学審議会科学技術部会第22回がん遺伝子治療臨床研
究作業委員会議事概要
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1007-3.html

2008年10月23日(木)

[審] 平成20年度化学物質によるリスク評価検討会第5回少量製
造・取扱いの規制等に係る小検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1008-8.html

[行] 職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/index.html

[行] 性感染症報告数
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html

[行] 感染症報告数
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-01.html

[審] 平成20年7月24日薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部
会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/txt/s0724-2.txt

[審] 平成20年7月24日薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部
会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/s0724-6.html

[審] 第12回今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会
の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1029-5.html

[審] 平成20年10月22日中央社会保険医療協議会総会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1022-8.html

[審] 平成20年10月22日中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題
小委員会資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1022-7.html

[審] 「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」第14回会合の
開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/11/s1105-3.html

2008年10月24日(金)

[行、報] 中国における牛乳へのメラミン混入事案への対応につい
て(第13報)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/10/h1024-5.html

[記] 平成20年10月23日付定例事務次官記者会見概要
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/jikan/2008/10/k1023.html

[審] 平成20年7月30日薬事・食品衛生審議会医療機器安全対策部
会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/07/txt/s0730-9.txt
============================================================

03:◆今週の番組予定◆

●10月29日(水)12:00〜14:00 / 日本映画専門
映画「アジアンタムブルー」

◇雑誌編集者・山崎(阿部寛)はカメラマンの葉子(松下奈緒)と
出会い、彼女の撮る写真と葉子自身の魅力に惹かれる。やがて再会
した二人は愛し合う仲になるが、葉子は末期がんに倒れる。街ニー
スで、二人で最期の時を過ごすべく旅立つ。

●10月30日(木)20:30〜20:45 / NHK教育
きょうの健康「がんを予防する生活習慣」(再)

●10月31日(金)13:05〜13:20 / NHK教育
きょうの健康「がん放射線治療の最前線・Q&A」(再)

●10月31日(金)16:00〜18:00 / 日本映画専門
映画「アジアンタムブルー」

●10月31日(金)20:45〜22:15 / LaLaTV
LaLa女性外来スペシャル「乳がんとともに生きる」

◇今や乳がんは、女性が最もかかりやすいがんとなり、その数は今
後も増え続けると予測されている。乳房再建」から「患者の心のケ
ア」や「手術後のリハビリ」を取り上げ、乳がん医療の最前線を追
う。
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04:◆今週の雑誌◆

●週刊新潮
(2008年10月30日号) 2008年10月23日発売
週間食卓日記/子宮がんを克服。整腸に気をつけ楽しい食卓

▽女優・洞口依子、管理栄養士・荒牧麻子

●女性セブン
(2008年11月06日号) 2008年10月23日発売
峰岸徹さん、肺がん壮絶死「黙して語らず」の男気

▽峰岸徹、金丸雄一監督、中尾彬、岡田有希子

●週刊東京経済
(2008年11月01日号) 2008年10月27日発売
医療破壊/相次ぐ閉鎖・休床、病院の非常事態−自治体病院、がん
センター他/勤務実態に見合わぬ給与、労働基準法違反の是正を

▽市立舞鶴市民病院・岡田真樹/国立がんセンター中央病院病院
長・土屋了介(インタビュー)

●AERA
(2008年11月03日号) 2008年10月27日発売
がん再発で逝ったエリー−サザンゆかりの「茅ケ崎」のために尽力

▽岩本えり子、サザンオールスターズ・桑田佳祐、河野範男・東京
医科大病院教授 他

●週刊ポスト
(2008年11月07日号) 2008年10月27日発売
医心伝身/がんをピンポイントで照射するサイバーナイフ治療

▽新緑会脳神経外科横浜サイバーナイフセンター

●週刊朝日
(2008年11月07日号) 2008年10月28日発売
4606病院の手術数総覧−東日本編(北海道〜三重)がん、心臓病、
脳疾患

●女性自身
(2008年11月11日号) 2008年10月28日発売
桑田佳祐・母がわりの姉が託した最期の夢「子供たちで<第二のサ
ザン>を」
▽岩本えり子、サザンオールスターズ・桑田佳祐 他

逆境の今!/ゆーとぴあ・ホープ城後光義−「母は認知症、私は大
腸がんに」
▽元ゆーとぴあ・城後光義

●フラッシュ
(2008年11月11日号) 2008年10月28日発売
桑田佳祐「最愛の姉」凄絶がん死、さらば「いとしのエリー」独占
秘蔵写真

▽岩本えり子、サザンオールスターズ・桑田佳祐 他
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05:◆口コミ情報局◆

◆いまだ議論の余地がある人工股関節全置換術

 培養組織を用いた股関節の生物学的関節面再建術は,盛んに議論
されてはいるものの,いまだ実用化される手技というよりは将来へ
の希望にすぎず,人工股関節全置換術は依然として股関節炎治療に
おける重要な選択肢である。ブリストル王立病院(英ブリストル)
のIan D. Learmonth教授らは,人工股関節置換術の変遷について
のレビューをLancet(2007; 370: 1508-1519)に発表した。

技術の向上で需要が高まる

 Learmonth教授らは「現在の人工股関節全置換術は,1960年代に
肢体が不自由な高齢の関節炎患者の治療に大変革を起こし,きわめ
て良好な長期成績をもたらしたものとは大きく異なる」と述べてい
る。
 今日,人工股関節全置換術は,高齢患者のみに適応されるわけで
はなく,最近では若年患者も身体的負担が大きい活動を可能にする
ためにQOLを高めたいという希望から,人工股関節全置換術を選択
している。このような背景を受けて,置換技術は飛躍的に向上し,
低侵襲術が実現した。
 しかし,変化したのは患者の期待や最先端技術だけではない。同
教授らは「現代の科学技術によって,これらの期待に応える高性能
な人工股関節の提供が可能となったが,費用がかかるようにもなっ
た。最終的には,あらゆる保健医療システムにおいてどれが適正な
価格でかつ費用効率が高いのかは医療経済が決定付けるものであ
る」と述べている。
 もちろん,生物工学技術の進展がなければ,人工股関節に対する
需要は今日ほどではなかったであろう。幸運にも,技術はさまざま
な進歩を見せた。同教授らは「優れた材料やデザインにより大口径
ベアリングの使用が可能となり,それにより高い安定性と非常に低
い磨耗性を保ちながら可動域が増加した」と述べている。

セメンテーション技術が進歩

 Learmonth教授らによるレビューの大部分は,数々の進歩の概観
に焦点を当てている。現在,セメント使用とセメントレスの人工股
関節は双方とも耐久性に優れた固定を可能にし,良好な長期成績を
もたらしている。セメンテーション技術が大きく変化した一方で,
骨セメントの化学組成は一昔前とそれほど変わっていない。
 現在のセメンテーション技術では,近位部と遠位部のセントララ
イザーに加え,骨内膜骨の除去,逆行性挿入,加圧の維持が行われ
る。このような進歩は臨床研究により支持されており,ステムデザ
インについても改良がなされてきた。
 同教授らは,これはセメント使用人工股関節全置換術を見直すに
値することを意味していると指摘。今日,セメントレス人工股関節
が世界的に好まれているが,この選択はエビデンスに基づいたもの
ではなく,セメント使用人工股関節よりも費用効率が悪い場合があ
る。一昔前にはセメントレス人工股関節全置換術が有利と考えられ
ていたが,今日では異なる可能性があるとしている。
 1970年代には,いわゆるセメント病に関する議論が盛んに行われ,
セメントレス人工股関節全置換術が開発された。コンポーネントの
形状,材料と機械的特性に加え,表面加工のタイプや部位に関する
改良が進められた。現在,利用可能なステムデザインはおおまかに
アナトミック型,先細型,または円筒型の 3 種類に分類される。
一般的に,ステムはコバルトクロム合金もしくはチタン合金製であ
る。セメントレス型寛骨臼カップや圧迫固定式コンポーネントが開
発されたにもかかわらず,セメントレス型コンポーネントの不具合
は解決されていない。
 同教授らは「セメントレス人工股関節形成術の長期成績は,セメ
ントを使用する術式に比べ不良である」と報告。「手術時年齢が50
歳未満の患者の中期データは60歳超の患者の同データより劣ってい
る。セメント非使用ステムに関するデータは良好である。寛骨臼コ
ンポーネントの生存率は低い。すなわち,不具合の割合が高い原因
はポリエチレンの磨耗と骨溶解である」と述べている。

エビデンスが待たれるベアリング面

 議論の中心であり進行中の研究の中心ともなっているのは,ベア
リング面である。Learmonth教授らは「骨溶解の問題はセメント非
使用コンポーネントの移植によっても解決していない。溶解性の問
題は,セメントレス人工股関節において安定したものと不安定なも
のの双方で報告されている」と述べている。
 さまざまな種類の材料が使用されており,それぞれに利用可能な
データの程度も異なっている。ポリエチレンの磨耗と磨耗粉形成は,
滑膜炎,関節不安定性,骨溶解と人工股関節の緩みの原因となるこ
とが認められている。架橋超高分子量ポリエチレンは従来のポリエ
チレンよりも磨耗性が低い可能性があるが,これは今までのところ
短期成績においてのみ示されている。
 使用されている人工ベアリング面には,メタル対メタル,セラミ
ック対セラミックとメタル対架橋ポリエチレンがある。メタルの長
所として,低い磨耗率,高い強度(セラミックと異なる),コン
ポーネントがセラミック製よりも薄くできること,速い滑り速度,
優れた潤滑性,メタルベアリングの自己研磨性がある。それでも,
コバルトとクロムの金属イオン生成に対する懸念は残されている。
 アルミナセラミックスは,摩擦係数が低く,磨耗率やスクラッチ
抵抗に優れており,イオン溶出の可能性がなく,磨耗粉には生体活
性があまり認められないという長所を有する。しかし,セラミック
は破損する可能性があり,良好な短期成績は報告されているが,中
期と長期の成績はいまだ得られていない。
 酸化ジルコニウムメタルは,セラミックと等しい耐磨耗性を有し,
破損リスクもない。しかし,臨床研究の結果はまだ報告されていな
い。

代替術としての最小侵襲術

 もちろん,人工股関節全置換術には複数の代替術がある。その 1
つが股関節炎の部位が股関節と軟骨下骨の関節面である場合に行
われる限局性の股関節面再建術である。現在では,数種類の人工関
節面が利用可能で,そのいくつかについては現在定期的な改良と調
整が行われている。しかし,Learmonth教授らは「臨床成績はほと
んど公表されていない」と報告している。
 最小侵襲術(MIS)は,軟組織への損傷を最小限にし,早期の退
院とリハビリテーションを促進する。MISの利点は軟組織の温存と
骨の保存である。
 MISには 1 ミニ切開術と 2 切開術があり,どちらも支持を得て
いる。これらの術式は疼痛,血液喪失を減少させ,リハビリテーシ
ョン期間と入院期間を短縮させると言われているが,支持するデー
タは不十分である。2 切開術には依然として賛否両論があり,英国
では英国立臨床評価研究所(NICE)が 2 切開術のエビデンスはき
わめて少数であるため特別な措置なしに実施すべきではないと判断
している。
 股関節のMISに関連して重度の合併症が報告されているが,同教
授らは低侵襲術法には利点があるとする根拠を挙げている。しかし,
「短期目標が長期成績に影響を与えてはならない」と警告し,人工
股関節全置換術で証明された耐久性は短期成績により損なわれるも
のではないとして,長期フォローアップの重要性を強調している。
 MISは,明らかに装置移植術において医師の視野を狭めるとされ
ている。同教授らは「コンピュータ支援整形外科術法は,熟練した
股関節外科医が施行するよりも優れたコンポーネントの配置を実現
する」と述べ,「コンピュータ支援による手術はインプラントの再
現かつ正確な設置に寄与する」と説明している。

アウトカム評価も議論

 Learmonth教授らはアウトカム評価についても議論している。こ
の重要な問題は,患者立脚型の指標やインプラントの寿命といった
因子を含む。客観的評価法は患者の年齢または,手術への適合性と
いった外部因子に影響を受ける可能性がある。それに対して,患者
立脚型の評価方法は,時に装置それ自体よりも患者の期待を反映し
たものとなる。
 一般的に,生存分析(これは患者の生存率よりはむしろインプラ
ントの生存率を参考にする),全般的な健康状態を測定する包括的
尺度〔short form(SF)-12など〕,患者にとって重要なアウト
カムを評価する疾患特異的尺度〔Western Ontario and McMaster U
niversity osteoarthritis index(WOMAC)など〕,部位特異的尺
度〔Oxford hip score(OHS)など〕とpersonal impact health as
sessment questionnaire(PIHAQ)が該当する可能性がある。同教
授らによるレビューでは,それぞれの評価方法に言及している。
 アウトカム評価に関連する重要な論点は,術前に議論された期待
できる便益が術後に達成されたかどうかという点である。つまり,
良好なアウトカムへの鍵は,いかなる手術を試みる前にも,患者が
得られる見込みのある便益と,期待しても得られる見込みの少ない
便益について適切な説明を受けることである。
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◆大半のインフルエンザ株は現在のワクチンに適合しない

予防は最適でないと思われるものの、それでも予防接種は有効、と
専門家は述べる
Daniel J. DeNoon

-患者向け健康情報ウェブサイトWebMDより-
米国のインフルエンザ・シーズンが盛りを迎えているが、今年のイ
ンフルエンザワクチンは現在流行しているインフルエンザウイルス
の3種類の主要なタイプのうち2種類には適合していない、と米国疾
病管理センター(CDC)は述べている。
これはワクチンが効かないという意味ではない。ワクチンを接種し
た人はインフルエンザに罹ってもはるかに軽度で済む。したがって、
高齢者などのインフルエンザ合併症のリスクが高い人たちにとって
は、生死を分けるほどの差を生む可能性がある。
インフルエンザ・シーズンが本格的に進行中である。米国の州でイ
ンフルエンザが流行していないところはない、とCDCのインフルエ
ンザ追跡チーフJoe Bresee, MDは述べている。2月2日現在、インフ
ルエンザは31州で広域性(widespread)、17州で地域性(regiona
l)、残りの2州およびコロンビア特別区では局所性(local)に流
行している。
「まだピークに達していないと思う」とBresee博士はWebMDに述べ
ている。「入院や外来の疾患、あるいは死亡を見ると、全ては依然
として右肩上がりである。今後数週間は上昇傾向が続いてもおかし
くない」今年は特に悪いインフルエンザ・シーズンになるだろう
か? 結論を出すのは早すぎる。今までのところ、インフルエンザ
症例の急増は毎年のこの時期に典型的なものである。
しかし、インフルエンザ・サーベイランス研究室からは不気味な知
見が報告されている。今年の優勢なA型インフルエンザウイルスはH
3N2株であり、87%はブリスベンBrisbane株である。また今年のB型
インフルエンザウイルスの93%は山形系統である。
現在のインフルエンザワクチンのH3N2成分はウィスコンシン株であ
り、B型成分はビクトリア系統である。したがって、ブリスベンお
よび山形ウイルスに対する予防効果が小さいことになる。昨年、欧
州ではブリスベン株が主流であり、"ウィスコンシン"ワクチンが感
染を予防したのは52%にすぎなかった。
「予防は最適ではないと思われるものの、それでもインフルエンザ
予防接種は疾患を軽度に抑え、かつ合併症を予防するだけの予防効
果はある」とBresee博士は述べている。「予防接種はインフルエン
ザ予防の最善の方法であるが、手の衛生管理および咳エチケット
(flu etiquette)もインフルエンザ伝播の予防には有効である」
新規報告書が小児のインフルエンザ死亡に注意を呼びかけた 2003-
2004年のインフルエンザ・シーズン以降、CDCはインフルエンザ合
併症により死亡した18歳以下の小児の数を追跡している。その後、
確認済みの小児のインフルエンザによる年間死亡者数は44-153名で
あった。
今年は、これまでのところ小児のインフルエンザによる死亡は確認
されていないものの、CDCは2月2日に終わる1週間に5名を超える小
児のインフルエンザ死亡の未確認情報を受け取っているとBresee博
士は述べている。
昨年、黄色ブドウ球菌(特に恐ろしい薬剤耐性MRSA菌)感染は多く
の致死的な小児インフルエンザ感染を悪化させた。今年のインフル
エンザ・シーズンにMRSAがどのような役割を果たすかはまだ明らか
ではない、とBresee博士は述べている。
また、今年のA型ウイルスのわずかながら有意な割合が、2種類のイ
ンフルエンザ治療薬のうち1種類に耐性を獲得していることにも注
意が必要である。出回っているインフルエンザウイルスの約4.5%
(そのすべてはインフルエンザワクチンがまだ十分に有効なH1N1 A
型株である)はタミフルへの耐性を獲得している。
別の主要なインフルエンザ治療薬リレンザに抵抗性のものはまだな
い。リレンザとタミフルはいずれも、インフルエンザ症状が発現し
た直後に服用すれば、罹病期間を短縮することができる。
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情報ウォッチャー:
TMSジャパン 長谷川 淳史 http://www.tms-japan.org/
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06:◆NCI出版物 翻訳連載◆

誠に勝手ながら、都合により今週はお休みさせていただきます。
申し訳ございません。
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07:◆National Cancer Institute(米国国立がん研究所)を読む!

誠に勝手ながら、都合により今週はお休みさせていただきます。
申し訳ございません。
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08:◆WHO 国際疾病分類-腫瘍学を基礎としたがん関連用語集◆

Hodgkin disease, nodular sclerosis, lympocyte depletion
ホジキン病,結節硬化型, リンパ球減少型

Hodgkin disease, nodular sclerosis, syncytial variant
ホジキン病,結節硬化型, 合胞性変異体

Malignant lymphoma, small B lymphocytic (see also M-9823/3)
悪性リンパ腫, 小Bリンパ球性 (M-9823/3も参照)

Malignant lymphoma, small lymphocytic
悪性リンパ腫, 小リンパ球性

Malignant lymphoma, lymphocytic, well differenciated diffuse
悪性リンパ腫, リンパ球性, 高分化,びまん性

Malignant lymphoma, lymphocytic
悪性リンパ腫, リンパ球性

Malignant lymphoma, lymphocytic, diffuse
悪性リンパ腫, リンパ球性, びまん性,

Malignant lymphoma, small cell
悪性リンパ腫, 小細胞型

alignant lymphoma, small lymphocytic diffuse
悪性リンパ腫, 小リンパ球性, びまん性

Malignant lymphoma, small cell diffuse
悪性リンパ腫, 小細胞びまん性
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09:◆今週のおすすめサイト&メールマガジン◆

皆様からの情報をお待ちしております。自薦他薦は問いません。
がんや疾患に関する情報だけでなく、リラックスできる面白情報
もドシドシ編集部までお寄せ下さい。
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10:◆イベント◆

●国立がんセンターがん対策情報センター
『市民向けがん情報講演会』

日時:11月8日(土)13時30分〜16時30分
会場:国際研究交流会館3階 国際会議場
  (国立がんセンター築地キャンパス内)

内容:全国16か所の会場とTV会議システムで結びます。
詳細・お申込:がん情報サービス http://ganjoho.jp/ の
       トピック『第2回市民向けがん情報講演会
       『公共空間のタバコ撲滅大作戦!から』
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●乳がんの学びとケア〜あなたの笑顔応援します

日時:11月9日(日)13時〜17時(12時30分開場)
会場:大阪市立総合生涯学習センター
  (大阪駅前第2ビル5階 第一研修室) 

内容:
<第1部:学び>
◇講演『乳がん診療ガイドラインとチーム医療』
    高塚雄一(関西労災病院 副医院長
      日本乳癌学会・診療ガイドライン評価委員会委員長)
<第2部:ケア>
◇ミュージックライブ(演奏:大阪府医師会軽音学部)
◇乳がん治療中に役立つウイッグ、人工乳房、リンパ浮腫用スリー
ブ、機器などの展示
◇アロマテラピーによるハンドマッサージ体験
(事前申込が必要・先着30名)
◇治療中のメークアップ相談、アドバイス体験
(事前申込が必要・先着20名)
※ハーブティの無料提供

参加費:会員無料/一般1000円
定員:100名
締め切り:10月31日(金)(定員になり次第、締め切り)

お申込方法:メール・FAX・はがきに『11/9乳がんの学びとケア
      参加希望』と記入し、下記要項を明記のうえVOICE事
      務局へ送付すること。
     (1)氏名(ふりがな)、(2)郵便番号・住所、
     (3)電話かFAX番号、(4)会員/一般のどちらか

★3歳以上の未就学児を対象に、一時保育(講演時間内)あり。
 先着6名。
★アロマテラピーによるハンドマッサージ(先着30名)、
 メークアップアドバイス(先着20名)はどちらかを体験できる。
 *希望者お申し込みの際に明記すること。
★メークアドバイス希望者は、悩みを書くこと。

お申し込み:NPO法人乳がんサポートグループVOICE事務局
      メール:event@voice-nyugan.net
      FAX:050−3488−3357
      はがき:〒584−0024
          大阪府富田林市若松町5−10−6
------------------------------------------------------------
皆様からの情報をお待ちしております。
掲載希望のがんや疾患に関するイベント情報をお寄せ下さい。
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11:◆書籍(新刊本案内)◆

●がんの温熱免疫療法 ハイパーサーミック・イムノロジー

吉川 敏一 監修
古倉 聡 編集

税込価格: \4,725 (本体 : \4,500)
出版 : 診断と治療社
サイズ : 26cm / 155p
ISBN : 978-4-7878-1665-8
発行年月 : 2008.9

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●乳がん看護トータルガイド イラスト・図解でよくわかる

国立病院機構四国がんセンター 編集

税込価格: \3,360 (本体 : \3,200)
出版 : 照林社
サイズ : 26cm / 260p
ISBN : 978-4-7965-2182-6
発行年月 : 2008.9
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★cancer☆編集後記☆cancer★

■朝晩冷えるようになってきましたね。先日までは朝起きたら布団
の外に出ていた足が、最近はしっかり布団に収まっています。
寒くなるとゆっくりお風呂に入る方も増えるのではないでしょうか。
私は年中長風呂派なのですが、入浴剤を色々そろえ、日替わりで使
うのを楽しみにしています。最近のお気に入りは無印良品の「苺」
と「りんご」。湯船につかって体を温めるのは、健康にも効果があ
ります。シャワー派の方も、ちょっとした楽しみを見つけてゆっく
りお風呂に入ってみてくださいね。(ナカネ)
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医師・医療従事者・医療ジャーナリストなどの専門家の協力のもと
西洋・東洋医学などの、垣根を作らず癌(がん・ガン)に関する情
報を国内外からピックアップ。がん情報のワンストップ・メールマ
ガジンを目指しています。 発行責任者 乾 敏晃

【発行社の変更】
ご愛読いただいています「癌めーる」の発行社が変わりました。
今週号から株式会社ホットインフォースが発行いたします。
弊社は健康情報や医療情報に関する専門会社として、株式会社シー
プランから独立いたしました。新企画を交え新たな紙面つくりをこ
ころがけて参りますので一層のご愛読をお願いいたします。
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1. 朝日新聞 メタボ  [ メタボの恐怖解消法 ]   2008年10月29日 12:55
癌めーる 477号 (200 8年10月29日) ニュース版−(朝日新聞 2008年10月25日) 肝ガン細胞を蛍光させて切除 大阪成人病センターなど http://sankei.jp.msn.com...
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